【サービス】
~インデックスの半分は毎日更新。ポップアップ広告の廃止を各国のAltaVistaにも適用
AltaVistaがバージョンアップ、ニュース検索機能を向上
■URL
http://www.altavista.com/
http://www.altavista.com/about/prelease?yr=2002&dt=111202
http://www.altavista.com/about/prelease?yr=2002&dt=11a1202
サーチエンジン米AltaVistaは12日、サーチエンジンの機能を大幅に改良したことを発表した。その中には新しいニュース検索サービス「News
2.0」、「AltaVista Prisma」の4カ国語対応、インデックス更新頻度の改善などが含まれる。
AltaVistaは、このバージョンアップのために50億ページを収集し、重複ページやデッドリンク、スパムを取り除き、最良の検索結果が表示されるように工夫を重ねたという。さらにインデックスの50%以上は毎日更新され、常に最新のページが表示されるようにしているほか、PDFファイルも検索可能になった。また、インターフェイス部分も設定によりさまざまな言語で表示できるようになった。日本語は含まれていないものの、検索結果として日本語のページだけを含めるように設定することができる。
AltaVistaの特徴の一つであったニュース検索機能もバージョンアップし、「News 2.0」となった。この無料のサービスでは3,000ほどのニュースソースによる1年間にわたる400万もの記事がインデックスされており、15分おきにインデックスが更新されている。ニュース検索は日付、地域、トピック、さらにはAltaVistaが厳選したいくつかのニュースソースにより絞り込むことができる。また類似語検索機能である「AltaVista Prisma」技術によりニュースに関連したトピックを選び出すことも可能だ。この「AltaVista Prisma」は、これまで英語でのみ利用可能だったが、今回のバージョンアップでフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語でも利用できるようになった。
またユーザーからのフィードバックに答えて8月から続けていたポップアップ広告の廃止を米国のAltaVistaだけではなく、各国のAltaVistaにも適用することとし、検索結果の横に表示されていたスカイスクレーパー広告も廃止した。その代わりとして利用者の検索語に応じて表示される「Tracer Ads」を表示することにしたという。
今回のバージョンアップに伴いAltaVistaのサイトは全面的にデザインが変更され、AltaVistaのロゴも変更されている。
(2002/11/13)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]
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