ネットオークション規制を加えた
「古物営業法」改正案が可決

■URL
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g15405068.htm

　12日に開催された衆議院本会議で、インターネットオークションに対する規制内容を加えた「古物営業法の一部を改正する法律案」が可決した。

　同改正案は2002年2月に警察庁が提出したもので、改正案に使われている「古物競りあつせん業」という表現が明らかになったことから、ヤフーなどオークション事業者が反発。その後、警察庁側が認識に相違があったことを認め、“「あつせん」は古物営業法固有の意味で、他の法律でインターネットオークションを「あつせん」とはしない”、“オークションの中止命令の手続きを明確にする”など、オークション事業者側に歩み寄る姿勢を表明していた。

　今回の可決で同改正案は今後参議院に送られ、可決後交付される見通しだ。なおヤフーでは「参議院での動きを見守る方向だが、今回の可決、および同改正案の施行による影響は特にないと考えている」としている。

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(2002/11/13)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]