【サーバー製品】
~ファイアウォールやウィルスチェック機能を搭載した機種もNEC、セキュリティー機能を重視したサーバーを発売開始■URL 日本電気株式会社(以下、NEC)は25日、セキュリティー機能を重視したサーバー製品群「Express5800 インターネットアプライアンス InterSec(以下、InterSec)」5モデル8製品を発表した。価格は60万6,000円からとなっている。 「Express5800 インターネットアプライアンス」シリーズは、ストリーミングなどに代表されるアプライアンスサーバー群で、今回のInterSecはセキュリティー機能を提供するラインナップの一つという位置付けになる。 今回新たに加えられた5モデルは、ファイアウォール機能を搭載した「Express5800/FirewallServer」、ウィルスチェックやメールフィルタリング機能などを搭載した「同/VirusCheckServer」、Webのキャッシュ機能を搭載した「同/CacheServer」、メールやWeb専用サーバー「同/MailWebServer」と動的負荷分散機能を搭載する「同/LoadBalancer」となる。また、「Express5800/FirewallServer」と「同/MailWebServer」では、HDのRAID構成や処理能力を高速化されたハイスペックタイプである2Uモデルも用意されている。 InterSecの特徴としては、それぞれのモデルに搭載されているOSやウィルス対策ソフトの定義ファイルなど、継続的な更新が必要なものに関して、自動的にチェックする機能が挙げられる。この機能は、NEC側で“最新の状態に保たれているか”をオンライン上からチェックし、導入さえていない場合はサーバー管理者等にメールで通知するというもの。このメールを受けた管理者は、サーバーを操作することで容易にOSや定義ファイルをアップデートすることができる。 NECによると、「セキュリティー上最も重要なのは、OSや定義ファイルなどを常に最新の状態に保つことだ。今回の製品では、これに対応するために、オンラインチェック機能やメール連絡機能を提供することとなった。基本的に企業やISP/ASPなどが対象となっているが、1Uタイプも用意しているので学校や中小企業にも提供できるだろう」とのこと。
(2002/11/25) [Reported by otsu-j@impress.co.jp] |
|