【セキュリティー】
~ほぼ全てのIPSec対応製品に相互互換が可能で、安全なP2Pを実現
SSH、VPNソフトウェア「SSH Sentinel バージョン1.4」日本語版を発売
■URL
http://www.ipsec.co.jp/about/press/2002/2002-11-26b.html
SSHコミュニケーションズ・セキュリティ株式会社(以下、SSH)は26日、暗号化通信を可能にするVPNソフトウェア「SSH Sentinel バージョン1.4 日本語版」(以下、SSHS)を12月上旬より発売すると発表した。対応OSは、Windows2000SP1以降/XP/98/98SE/Me/NT4(SP6のみ)で、価格は1ライセンス1万9,900円からとなっている。
SSHSは、IPsec (IP security protocol) に対応したVPNソフトウェアで、2002年秋より発売されている英語版を日本語化したもの。英語版は既に企業や官公庁等に導入されているという。
特徴は、同社はIPSecオープンソースを既に130社以上に提供しているため、IPSecに対応したほとんど全ての製品との相互互換を実現している点だ。これにより、クライアントPCと対応製品間で直接VPN通信が可能になる。また、クライアントとサーバー両方にSSHSを導入することにより、P2PをVPNで可能にする。
同社では、「この製品を導入することにより、ホットスポットなどセキュリティーに不安がある場所でも、ゲートウェイレベルではなくサーバーなどと直接VPN通信ができるためによりセキュアな環境を提供できる。今までゲートウェイ製品やクライアントソフトそれぞれを単品で提供している会社はあったが、今回のようにほぼ全てのIPSec対応製品に対応しているクライアントソフトは無かった」としている。
(2002/11/26)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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