【サービス】
W3C、Webページ評価サービス「MarkUp Validator」の新バージョンをリリース
■URL
http://validator.w3.org/
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-validator/2002Nov/0221
Web標準化団体であるW3Cは26日、WebページがW3C標準規格に合致しているかどうかをテストするサービス「MarkUp
Validator」のバージョンアップを発表した。このサービスは1年間の開発期間を経て、先月からベータテストが行なわれていた。
MarkUp Validatorでページをテストすると、そのページがW3C標準規格に合致しているかどうかを表示してくれる。その結果をサイト開発に反映させれば、より標準規格に準拠したページを開発できることになる。すべてのブラウザーが標準規格通りにページを表示できるわけではないが、ブラウザー開発者と同様にサイト開発者も標準規格に準拠するよう努力することにより、携帯電話からPCに至るまでどのような表示環境のもとでも同じ表示や挙動を示すサイトを開発できるようになるというメリットがある。また、特定の開発者やメーカーに表示結果が依存するような状況を避けられる。
こうした目的を踏まえバージョンアップされたMarkUp Validatorは、ページのレイアウトを変更し、ページに間違いがあった場合の表示方法をよりわかりやすく変更した。また「MathML」「application/xhtml+xml」「XHTML+MathML」「XHTML+MathML+SVG」「SVG」「image/svg+xml」「XHTML 1.0 Second Edition」「XHTML 1.1」など複数のドキュメントタイプが新たにサポートされている。
(2002/11/27)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]
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