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【ソフトウェア】

~ユーザーの利用環境にあわせて、情報内容の制御も可能

富士通、プッシュ配信を可能にするソフト「FLAIRINC」を発売

■URL
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/12/2.html

 富士通株式会社は2日、利用者の状況に応じたプッシュ型の情報配信を実現するソフトウェア「FLAIRINC(フレアリンク)」を発売開始すると発表した。価格は、1ユーザーライセンスで2,000円から。

 FLAIRINCは、PCや携帯電話などユーザーの通信環境にあわせて情報をプッシュ形式で配信することができるソフトウェアだ。特徴は、配信元や配信先に応じて、情報の受発信を制限したり、公開する情報の内容を制御できる点だ。また、セキュリティー面を考慮して、TLS(Transport Layer Security)やHTTPSによる暗号化通信にも対応している。

 具体的な利用方法としては、ホテルや駐車場の空き状況やクーポン設定などをリアルタイムに提供するシステム構築や、社内会議の変更等を通知発信、ドライブ中に道路状況や天気予報を配信するシステムなどを想定しているという。なお、価格は利用ユーザー数に比例しているので、不特定多数のユーザーに提供する際は事前にユーザー数の見当を付けてライセンスを購入しなければならないという。富士通では、今後2年間で300万ユーザーライセンスを目指す。

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(2002/12/2)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]

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