【サービス】
~アイドルのビデオクリップなどから好きなシーンを切り取ることができる
アビリティキャスト、カメラマン気分で撮影できるバーチャル撮影システム
■URL
http://www.abicas.com/me/
株式会社アビリティキャスト・エンターテインメントは2日、ネット上でカメラマンのように自在に撮影できるバーチャル撮影システム「ムービー・エクストラクター」を発表した。現在、同社のWebサイトでは、「ムービー・エクストラクター」のデモを体験することができる。なお、提供形式や価格は、ユーザーの利用形式にあわせて変動するという。
ムービー・エクストラクターは、コンテンツホルダーが用意した動画コンテンツを再生しながら、自分の好きなシーンを静止画として撮影できるというシステム。再生されている動画の帯域とは関係なく、撮影した静止画は35万画素程度の画質で何枚でも保存することができる。特徴は、撮影した静止画にテキストを埋め込んで、写真付きアルバムや説明書などのように加工できる点だ。また加工した画像を、PDF形式や携帯電話の待ち受け画面用にエンコードすることも可能となっており、さまざまな応用ができる。
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「ムービー・エクストラクター」を再生したところ。右下の赤いボタンを押すと撮影ができる |
撮影した静止画を「See High-quality」というボタンを押して表示したところ。高画質で表示されている。この他に多数のレースクィーンが登場するデモもある |
アビリティキャストでは、アイドルのプロモーションビデオを動画配信して、ファンがその中から好きなシーンを撮影したり、新型車の発表会など“動いているもの”がメインとなるコンテンツであれば、有益に利用できるとしている。また、著作権問題に関しても、コンテンツホルダーが動画提供時に、動画から静止画へ加工する際の使用許諾を取っていれば、特に問題はないとのこと。同社では、今後コンテンツホルダーやISP、芸能プロダクションなどに提供していきたいという。
(2002/12/2)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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