【イベントレポート】
「Internet World Asia/Streaming Media Asia」が開幕
■URL
http://www.idg.co.jp/expo/iw/
http://www.idg.co.jp/expo/smj/
インターネットビジネスの業界関係者向けイベント「Internet World Asia 2002」と、ストリーミング配信におけるテクノロジーを紹介する「Streaming
Media Asia 2002」が東京ビッグサイトで12月4日から6日まで同時開催されている。
会場では、展示のほか、数々のコンファレンスが開催される。「Streaming Media Asia 2002」の基調講演としては、リアルネットワークスの久富弘文氏が「これからのブロードバンド時代におけるリアルネットワークスの製品戦略」と題した講演を行なった。
久富氏は、自社の「RealOne Player」を紹介、競合する「Microsoft Windows Media Player 9」が強調するストリーミング再生の開始が早い点は「TurboPlay」を有効にすれば同等のことができると強調した。画質についても、Windows
Media Playerとの比較を行なったWebサイトの調査によれば、70%がリアルネットワークスを支持したというデータを披露した。さらに、オープンソース戦略「Helix」についても説明、Helixコミュニティーに対してソースコードを公開しているため、今後普及する家電などのノンPCデバイスにもプレーヤー搭載が期待できると述べた。
このほか、「Internet World Asia 2002」のコンファレンスでは、Webサービス、EIP(Enterprise Information Portal)、セキュリティ、モバイルに関連した講演を、「Streaming Media Asia 2002」では、ストリーミング技術やコンテンツに関する講演が行なわれる。また、展示ブースでは、ストリーミングをはじめとするWebソリューション、ネットワーク機器や関連ツールなどのデモンストレーションが実施される。
(2002/12/4)
[Reported by 正田 拓也]
|