【調査結果】
米感謝祭翌日のショッピングサイトで18%のトラフィック増~米調査
■URL
http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_021202.pdf
米Nielsen//NetRatingsは2日、米国で感謝祭翌日のオンラインショッピング関連サイトの利用率が通常の平日に比べ18%増加したと発表した。感謝祭翌日は米国での正式なクリスマスショッピングシーズンの幕開けとされている。
今年は感謝祭が例年より一週間遅かったため、ショッピングシーズンが通常と比べると短くなる。感謝祭翌日はオンライン、オフライン共に各小売店でさまざまなセールが行なわれるが、「今年は各オンラインショップで11月から積極的なプロモーションを展開していた」とNielsen//NetRatingsのLisa Strand氏は語っている。そのためか、昨年度の同日はオンラインショッピング利用率が通常より22%高かったのが、今年は18%に落ち着いた。
当日最も人気が高かったのは“オンラインデパート”で、316万人のユニークユーザーがサイトを訪問している。続いて訪問者の多かったのがショッピングポータルの254万人。オンライン家電店には83.8万人が訪問し、続いて価値指向の高いサイト(73.7万人)、玩具・ゲーム店(60.3万人)、コンピューターハードウェア関連(50.1万人)、アパレル(46.5万人)、書籍・音楽・ビデオ(45.2万人)の順となっている。
なお、11月22日から29日までの一週間では、オンラインショッピングサイトの利用率は36%増加している。特に伸び率の高かったのが家電サイトで、111%の増加となった。他にも書籍・音楽・ビデオ店が76%増加、アパレルが61%増加した。
(2002/12/4)
[Reported by 藤本 京子]
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