【調査】
2002年は「W杯」が席巻、「2ちゃんねる」も台頭 ~infoseek年間検索ランキングより
■URL
http://www.infoseek.co.jp/Keyword?pg=nranking02_top_if.html
株式会社インフォシークは、「2002年 年間検索キーワードランキング」を発表した。検索キーワードから一足早く2002年を回顧できる内容となった。
これは2001年11月1日から2002年10月31日までの1年間に、ポータルサイト「infoseek」で検索されたキーワードを、検索件数を元にインフォシークが独自にまとめたポイント数で比較したものだ。内容は時事・スポーツ・男性有名人・女性有名人・総合などの定番に加え、注目ランキングとして「2002年度の幸せ&悲しみ」、「年間ニュースデスク&秋葉原ゲームランキング」の計12ジャンルに分かれている。
このうち、世相を反映する“時事”のランキングでは、1位が「W杯」。2位の「台風情報」、および3位の「宇多田ヒカル」に、ほぼ倍の得点差を付けるダントツのトップとなった。ワールドカップ関連は“スポーツ”ランキングでも当然強く、1位「W杯」、2位「サッカー」、4位「FIFA」、7位に「デビッド・ベッカム」……と、ベストテン内に4つの関連キーワードが並んだ。さらに「デビッド・ベッカム」は“男性有名人”ランキングでも1位となっている。インフォシークでは「2002年度はまるで、5月31日から6月30日までの1ヶ月間以外を消し去ってしまう勢いで過ぎた」と解説しているが、検索キーワードでもワールドカップが席巻した印象だ。“時事”のそのほかのキーワードでは、「ユニバーサルスタジオジャパン」(4位)、「株価」(5位)、「UFJ銀行」(6位)、「鈴木宗男」(10位)と、ネガティブな話題が多かった項目が目立つ結果となった。
なお“総合”では、1位が「無料」、2位「壁紙」、3位「2ちゃんねる」。2000年・2001年と2年連続で1位だった「チャット」が4位に後退し、2001年以前は圏外だった「2ちゃんねる」の3位躍進など、動きの大きい1年となった。
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(2002/12/6)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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