【サービス】
リクルート、宿泊施設の“間際予約”に
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「おまかせ!じゃらんナビ」画面。クリックして条件を変更するたびに該当施設を検索、即座に表示可能だ |
これまでの宿泊検索サービスの場合、まずエリアと宿泊日を選び、希望条件をチェックして検索する流れが一般的だった。エリアなどの条件を変更したい場合、最初から検索をやり直さないとならない場合が多かった。
「おまかせ!じゃらんナビ」では、Javaアプレットを利用することで、エリアや“こだわり”といった条件をクリックひとつで変更でき、該当施設をグラフィカルに表示できる機能を実現。これによって、宿泊検索の利便性を大幅に高めた点が特徴だ。例えば「場所はどこでもいいから今週末に泊まれて、露天風呂があってペットOKの宿」が各エリアにどれくらいあるかが、数クリックで把握可能だ。また選んだ条件はエリアを変更しても引き継いで検索されるため、「同条件で長野・福島・静岡の宿を表示」といった絞り込みも簡単に行なうことができる。
同サービスは全国約3,900軒の旅館・ホテルなどによる宿泊プラン1万6,000件に対応。“こだわり”条件は「露天風呂」「舟盛・エビ・カニプランあり」「貸しスノーボードあり」「そば打ち」など全部で59項目が用意されている。気に入った宿泊施設はチェックリストに入れて、後でまとめて閲覧できるほか、空室情報がリアルタイムで表示されるので、希望日程で空室のある施設だけのピックアップも可能だ。オンライン予約は宿泊施設の詳細情報画面から利用する形をとっている。
リクルートによれば、国内・海外を含めて旅行予約の時期は遅くなる傾向があり、特に2001年の米国テロ事件以降、その傾向が顕著になっているという。こうした“間際予約”専門のサービスとして、欧州では「Lastminute.com」が人気を得ていて、日本でも今夏からサービスを展開している。リクルートでは、この年末年始をはじめ国内の“間際予約”に対応できるサービスとして、「おまかせ!じゃらんナビ」を打ち出していく方向だ。
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[Reported by aoki-m@impress.co.jp]