【サービス】
~米NetNearUが発表
“ワイヤレスキオスク”に広告を表示しホットスポットサービスから利益
■URL
http://www.netnearu.com/pressreleases/hotspot.htm
“ワイヤレスキオスク”に広告を表示させることによってホットスポットから利益を生み出せるソリューションを米NetNearUが発表した。固定されたインターネットキオスクでなく、例えばWindowsが動作するノートPCやタブレットPCのような端末を店内で貸し出すサービスを念頭に置いている。
NetNearUの会長兼CEOであるLarry James氏は「我々はカフェにあるホットスポットを訪ねた際に、人々がラップトップや必要とされているWi-Fi機器を持っていない人々が多いことに気がついた。“NNU Runtime Engine for Wi-Fi”をインストールしたワイヤレスキオスクを設置することにより、ほぼ100%の顧客がそのホットスポットの対象市場となる。ほとんどのホットスポットはこのソリューションを設置した後、即座に利益を出している」とコメントした。
NetNearUはこの“NNU Runtime Engine for Wi-Fi”をワイヤレスインターネットキオスクにインストールすることにより、店主が望むコンテンツを画面に表示でき、ホットスポットから利益を生み出せるようにする。配信されるコンテンツは改変できないようになっており、定期的に更新される。
このソフトウェアはWindowsが動作するどんなPCでも動作するため、「最も安価なシステム500ドル」でサービスを始められるとしている。またソフトウェアのライセンス料は一ワイヤレス端末あたり100ドルとなっている。表示するコンテンツを自ら配信せず、NetNearUが提供する広告配信システム「ADTRACKOS」を利用する場合には、ソフトウェアのライセンス料は無料となる。
(2002/12/16)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]
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