～コート男のキャラクターや三面記事的な写真まで貴重な画像を掲載

日本NAI、ウィルス感染画面を集めた「ウイルス画像辞典」を開設

■URL
http://www.nai.com/japan/virusinfo/virusgazox.asp

「ウイルス画像辞典」のWebサイト

　日本ネットワークアソシエイツ株式会社（以下、日本NAI）は25日、ウィルス感染時に表示される画像を集めた「ウイルス画像辞典」を開設した。約100種類の画像が掲載されている。

　掲載されているウィルス感染時画像は、「W32/Hybris.gen@M」による渦巻き画像や「Win95/Marburg」により画面上に大量に出てくる×印などの比較的見慣れたものから、「BackDoor-ADM」のコートの男のキャラクターや「W32/Braid.b@MM」の三面記事的な写真のように珍しいものまでが掲載されている。

　また、辞典に掲載されている画像をクリックすると、そのウィルスの詳細情報画面を表示することができるので、“画像から詳細情報を検索する”という逆引き的利用法もできる。例えば、誤ってウィルスに感染してしまった際に「クリントン前大統領に似た画像」が表示されたとすると、「ウイルス画像辞典」の中からその画像に似た画像を探し出し、そのウィルスが「W32/MyLife.b@MM」であると推測することができる上に、対策方法などの詳細情報を知ることもできる。

　日本NAIでは、「この辞典は、“実際にウィルスに感染するとどうなるのか”“どのような画像がでるのか”といったユーザーのニーズが日頃から多かったために作ったものだ。ウィルス対策の重要性は認知されてきているものの、添付ファイル名が興味を惹くものだとクリックしてしまうケースなどがまだある。今回の画像辞典によって、ビジュアル面からもウィルスに関する知識を増やして欲しいという啓蒙的意味も含めてサイト開設に至った」としている。

コート男のキャラクターが表示される 「BackDoor-ADM」	三面記事的な写真が表示される 「W32/Braid.b@MM」

(2002/12/25)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]