【規格】
~Webサービス向けの高信頼メッセージングの標準化を目指す
富士通やNECなど6社、Webサービスの信頼性向上を図るための仕様を公開
■URL
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2003/01/10.html
http://www.nec.co.jp/press/ja/0301/1001.html
富士通株式会社、株式会社日立製作所、日本電気株式会社(NEC)、米Oracle、米Sonic Software、米Sun Microsystemsの6社は、Webサービス向けメッセージングの信頼性向上を図る仕様「Web Services Reliability」(WS-Reliability)のドラフト仕様書を各社のWebサイトにて公開した。
「WS-Reliability」は、Webサービスを用いたメッセージ交換の信頼性を高めるための仕様。XMLデータ通信に関するプロトコルであるSOAP(Simple Object Access Protocol)を拡張して、配信保証や順番保護、重複回避などの機能を持たせ、Webサービス間で行なう通信の信頼性の向上を目指す。
今後の6社の活動としては、「WS-Reliability」のドラフト仕様書を、ロイヤリティ・フリーの仕様として、近々標準化団体に提案する予定だという。
富士通によると「今回の仕様は、今後Webサービスによるメッセージ交換を普及していく上で必要な信頼性の確保を行なうものだ。例えばビジネスで利用するためには、配信保証や重複回避などの機能が必要条件だろう」とのこと。
(2003/1/10)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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