【調査結果】
米連邦政府でIT部門のアウトソースが進む~米INPUT調査
■URL
http://www.input.com/index_v1_about.cfm?page=include_v1_article_detail&article_id=661
米INPUTは、「米国連邦政府IT部門のアウトソース化が進む」とのレポートを発表した。これによると同分野でのアウトソースは毎年18%増が見込まれ、2002年のアウトソース予算66億ドルから2007年には約150億ドルに達するという。
INPUT民間市場分析サービス部門マネージャーのPayton Smith氏は、公的業務においても民間と同等レベルのIT化が求められていることや、IT技術に長けた人材を確保することが困難であることを指摘、これにより連邦政府機関でのアウトソース化が進んでいるのだという。
同レポートでは、連邦政府内で今後のアウトソース化を左右する動きがいくつかあるとしている。Smith氏によると、「米国防総省海軍海兵隊のイントラネットや米運輸保安局におけるITサービスの契約が、今後のアウトソース化プロジェクトに大きな影響を与えるだろう」とのこと。レポートでは特に海軍海兵隊のイントラネットが国防省のIT予算を大きく左右することを指摘している。これにより国防省内でのIT部門アウトソースが5年で19%増加、アウトソースソースベンダーの需要が今後伸びるだろうとしている。
(2003/1/14)
[Reported by kiko@dokodemomail.com]
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