スキルアップジャパン、著作権を保護したFlashコンテンツ販売サービスを開始

■URL
http://www.skillupjapan.co.jp/dr-p/index.html

　スキルアップジャパン株式会社は、複製防止などの著作権保護機能を利用したFlashコンテンツ販売支援サービスを開始する。コンテンツホルダーを対象としたサービスで、同社のコンテンツ流通システム「DR-PROVIDER」を利用してASP形式で提供される。料金は導入初期費用が30万円、月額管理費が35,000円から。3月より正式にサービスを開始する。

　DR-PROVIDERは、画像や音声、動画などのコンテンツに著作権保護機能や決済機能を付与して配信するサービス。従来はコンテンツホルダー側が専用の著作権保護システムを用意するか、専門業者に委託する必要があったが、DR-PROVIDERはASP形式で提供されるため、導入が容易になっている。今回発表された新バージョン「DR-PROVIDER Flash」により、Flashで作成されたコンテンツにも対応した。

　Flash対応サービスでは、ブラウザーのキャッシュ保存を防止するほか、ライセンス発行期間・利用回数制限などの保護ルール設定、ライセンス発行ログ集計・課金決済集計・アンケート集計などのライセンス発行情報管理機能などが提供される。これらの管理はWeb上から行なうことができる。なお、利用者側は、Flashファイル制作時に同社から提供されるスクリプトを貼り付けるだけでよい。コンテンツが利用される際に、ファイルに埋め込まれた管理情報がDR-PROVIDERのサーバーに送られ、承認後にユーザーに対しライセンスが発行されるというしくみだ。

(2003/1/17)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]