【トラブル】
~初出荷からの全ての「Gate Lock」製品で起こり得る現象
トレンドマイクロ「Gate Lock」に定義ファイルをアップデートできない不具合
■URL
http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2003/news030129.htm
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「Gate Lock X200」の外観
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トレンドマイクロ株式会社は29日、ウイルス対策機能やファイアウォール機能を備えたセキュリティゲートウェイ製品「Gate Lock X200(以下Gate Lock)」で、ウイルス定義ファイルの自動アップデートができなくなる不具合を発表した。トレンドマイクロによると、Gate Lockの出荷台数は約5,000台。
問題は、Gate Lockの電源投入時にインターネット接続していないと、ウイルス定義ファイルの自動アップデートプログラムに不具合が発生し、以後自動アップデートができなくなる可能性があるというもの。この不具合は、2001年12月のGate Lock初出荷時から含まれている問題なので、全てのGate Lockで起こり得るとのこと。
不具合が発生した際はGate Lockの電源を一度落とし、インターネットに接続できていることを確認してから再度電源を投入すると、自動アップデートプログラムが正常に動き定義ファイルを更新できるという。また、トレンドマイクロは、この不具合を修正したファームウェアを2月3日に公開する予定だ。
トレンドマイクロでは、「万が一不具合が発生したままの状態でいると、その間ウイルス定義ファイルが更新できていないので、Gate Lock利用ユーザーは一度確認して欲しい。また、2月3日にファームウェアが公開になった際には導入することを強く推奨する」としている。
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(2003/1/29)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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