【サービス】
KDDI、法人向けゲートウェイレベルでのウイルス対策サービス
■URL
http://www.kddi.com/release/2003/0203-2/index.html
http://www.kddi.com/release/2003/0203-2/index2.html
KDDI株式会社は3日、法人向けにゲートウェイレベルでのウイルス対策サービス「KDDIウイルス対策サービス(ゲートウェイ版)」(以下、ゲートウェイサービス)の提供を開始した。価格は、初期費用として設定・設置料金が11万7,700円、月額レンタル料が1万1,800円からとなっている。
ゲートウェイサービスは、ゲートウェイレイヤーにウイルス対策製品を設置することによって、通常のクライアントレベルでのウイルス対策を補填するというもの。ゲートウェイに設置するウイルス対策製品は、米Fortinet社の「FortiGate」を利用する。
「FortiGate」の特徴は、専用ASIC(application specific integrated circuit)の採用やウイルス定義ファイル更新の自動化、Webアクセス経由でのウイルス感染を防御する点だ。専用ASICを採用していることにより、高速化を実現している。ASICとは、特定の目的に特化したメーカー独自設計のIC。この場合、ゲートウェイでのウイルス対策処理に特化して設計されているため、高速処理が可能となっている。
また、ゲートウェイレイヤーに設置するため、クライアントレベルでのウイルス対策ソフトでは不安の残る「Webアクセスによるウイルス感染」をブロックすることができる。そのほかにも、インターネット接続時に更新をチェックして、自動的にウイルス定義ファイルの更新を行なう機能も備えている。
KDDIは「FortiGate」の遠隔マネージメントサービスも検討しており、今後運用も含むウイルス対策サービス全般を取り扱うことができるようになるという。
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「KDDIウイルス対策サービス(ゲートウェイ版)」のサービスイメージ図1 |
「KDDIウイルス対策サービス(ゲートウェイ版)」のサービスイメージ図2 |
(2003/2/3)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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