【ソフトウェア】
インターコム、リモートコントロールソフト
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「LAPLINK GOLD 11」のパッケージ |
通常のリモートコントロールソフトでは、リモート接続する相手側のIPアドレスを調べて入力する必要があったが、LAPLINKシリーズではユーザー専用の接続サーバーを用いることで、相手側のIPアドレスが不明でも簡単に接続できる点を特徴としている。また接続サーバーの利用によって、ファイアウォール環境内のPCに、ファイアウォールの外側から接続も可能だ。
今回発表した「LAPLINK GOLD 11」では、リモートコントロール時に相手側PCのシステム情報を取得・保存する機能や、相手先の相手先の設定内容やエラーメッセージ、デスクトップ画面などを画像で保存する機能を新たに追加。企業ではLAPLINKシリーズをサポートやメンテナンス業務のために導入するケースが多く、既製品で実現していた“相手先PCの再起動機能”と合わせて、こうした業務への有用性を高めている。
またLAPLINKには“接続開始側PCにはグローバルIPアドレスが必要”などの利用条件があるが、新バージョンでは起動時に現在の接続状況を診断・表示する「インターネット診断」機能を付加。利用できない条件下の場合はアドバイスを提示し、ソフト操作に不慣れなユーザーへの便宜を図っている。また通信データの暗号化強化や最近接続した相手先の自動記録などの機能も追加したほか、ファイル転送の操作性も向上したという。
「LAPLINK GOLD 11」はWindows 95/98/Me/NT4.0/2000/XPに対応し、価格は2ユーザーパックで1万5,800円(税別、以下同)、5ユーザーパックで3万9,500円。また1ユーザーライセンス追加は9,800円となる。10ライセンス以上の場合は、割引価格のライセンス販売にも対応する。なお現在Webサイトから、30日間有効の試用版のダウンロード配布を実施中だ。
インターコムでは同ソフトの販売目標を5万本としている。
(2003/2/5)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]