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リッチメディア広告が企業のネットワークに悪影響~米Websenseが警告
■URL
http://www.websense.com/company/news/pr/03/020603.cfm
米Websenseは、リッチメディア広告が企業のネットワークに悪影響を及ぼす可能性があると警告している。
米DoubleClickによると、同社が2002年第4四半期に配信した広告の25%がリッチメディア広告で、2002年初頭に比べて43%増加したという。また、2002年の広告全体のクリックスルーレートは47%増加したが、その背景には、2002年第4四半期だけで2.5%を記録したリッチメディア広告の存在がある。
しかし、リッチメディア広告は、ストリーミングメディア、Flash、アプレットのダウンロードなどを伴うため、通常のバナー広告などに比べて大幅に帯域幅を使用する。また、こうした広告が一般的になるにつれて、就業中のビジネスマンを対象としたリッチメディア広告が増えてくることが予測される。Websenseでは、リッチメディア広告により無駄な帯域幅が費やされ、企業のネットワーク全体に悪影響を及ぼしかねないと予想する。
WebsenseのCTOであるHarold Kester氏は、「もがき続ける広告業界にとって最近の成長は明るいニュースだが、帯域幅を激しく使用するリッチメディア広告が増えることによって企業ネットワークが消耗しかねない」と警告している。
(2003/2/10)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com) ]
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