【調査】
インターネットユーザーに最も影響を与えたブランドは「Google」~英調査■URL
「brandchannel」はブランディングをテーマとしたマーケティングサイトで、ブランディングに関する記事やコミュニティなどで構成されている。マーケティング関係者や学生を中心に、世界90カ国のユーザーが利用しているという。同サイトが毎年開催しているアンケート調査「Brand of the Year」(年間最優秀ブランド賞)は、その年に最も影響や衝撃を与えたブランドについて訊ねるオンラインアンケートで、今回は2002年11月~12月に行なった調査をまとめたものだ。 調査は世界全体と地域別とに分かれ、世界全体での結果では、1位が「Google.com」で認知度15%。前回1位だった「Apple」(14%)を僅差で2位に押さえての1位となった。3位は「Coca-Cola」、以下「Starbucks」、「Ikea」、「Nike」、「Nokia」、「BMW」、「Volkswagen」、「Absolut」と続いている。なお前回9位には「Sony」が入っていたが、今年は「Playstation」(15位)、「Sony Ericson」(16位)などに分かれたため、10位内からは姿を消している。 地域別では、米国では1位が「Target」(小売チェーン)、2位が「Apple」、3位が「Starbucks」。4位に設立3年の振興航空会社「JetBlue」が躍進している。欧州・アフリカでは1位「Nokia」、以下「Ikea」、「Mini」と続き、7位に「Vodafone」、8位「Orange」など、携帯電話関連が目立つ結果となった。アジア太平洋地域は1位の「LG Electronics」以下「Samsung」、「PlayStation」、「Sony Ericsson」と上位をエレクトロニクス関連が占めているが、一方で中南米は、1位「Corona」、2位「Bacardi」、3位「Cafe de Colombia」と、飲料関連が中心となった。 BrandChannelのRobin D.Rusch編集長は、Googleが1位になった要因について、「Googleがインターネットを使うために今日ベストなツールであり、また先端技術が詰まった中身を見せず、使いやすくわかりやすい姿で提供する親切さがあるため」と分析している。 (2003/2/13) [Reported by aoki-m@impress.co.jp] |
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