【サービス/回線】
「@niftyフォン」正式サービス。多数のADSLキャリア、Bフレッツに対応■URL
@niftyフォンはOCN、So-netと共同で2002年12月より試験サービスを開始しており、OCNはすでに「OCN.Phone」の正式サービスを発表している。@niftyフォンは通話料金などはOCNと同様に全国一律3分8円、アメリカへの通話は1分9円からで、@niftyフォンのユーザーに加え、OCNの「OCN.Phone」、So-netの「So-netフォン」、@niftyの「@niftyフォン」、BIGLOBEの「NTTコミュニケーションズ IP-Phone for BIGLOBE」、Panasonic hi-hoの「hi-hoでんわ-C」それぞれのユーザーとも「050」番号を利用して無料で通話可能。携帯電話・PHSや110、119といった特別番号への通話は一般の電話回線に迂回される。ただし、月額料金はOCNの380円に比べて280円と100円安く、対象ユーザーや提供機器といったサービスの詳細はOCNとは大きく異なっている。 @niftyフォン試験サービス時の対象ユーザーは、アッカ・ネットワークス、イー・アクセス、フレッツ・ADSLの8Mタイプまたは12Mタイプで電話を共有するタイプ1を利用するユーザーのみに限定されていた。正式サービスからはT-com、TNCのADSL 8Mタイプまたは12Mタイプのユーザー(ともにタイプ1)、Bフレッツ 全タイプのユーザー、フレッツ・ADSL 1.5Mタイプのユーザーも@niftyフォンを利用できる。 @niftyフォンの利用には初期登録料として500円が必要。また、登録月は月額料金280円が無料で利用できる。機器レンタル料はユーザーが加入する回線によって異なり、モデム一体型を提供するアッカでは月額780円、別途モデムが必要なTAを提供するイー・アクセスではモデムレンタル料に加えて280円。T-comとTNCは3月下旬以降機器を提供する予定で、料金など詳細は現在のところ未定となっている。なお、アッカ、T-com、TNCの既存ユーザーの場合、機器の交換手数料として3,000円が別途必要になる。 フレッツ・ADSLおよびBフレッツのユーザーに関しては、NTT東西が3月から提供予定のIP電話対応端末が提供される。現段階では提供時期や料金などの詳細が発表されておらず、NTT東西の発表を待ってサービスの詳細が決定されるという。また、試験サービスでTAを利用しているユーザーは月額料金380円でそのまま利用できるほか、NTT東西の端末が発表された際に手数料などの必要なく変更できる。ただし正式サービスから新規に申し込むユーザーはTAを選択することはできない。なお、フレッツ・ADSLユーザーについては現在のところタイプ1ユーザーに限定することはないというが、これもNTT東西の正式発表次第で変更になる可能性があるとしている。 @niftyフォンの申し込みは2月22日より開始、Webからの申し込みは2月26日より専用サイトで受付を開始する。サービス開始にあたって“「@niftyフォン」スタート! キャンペーン”も実施され、3月31日までに申し込んだユーザーは初期登録費用500円、6カ月間の月額料金、アッカユーザーなどが必要となる対応機器への交換手数料3,000円が無料になるほか、登録月は国内通話を無料で利用できる。このキャンペーンは試験サービスから利用しているモニターも適用される。 ◎関連記事 (2003/2/13) [Reported by 甲斐 祐樹] |
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