【ドメイン】
IDNの識別子が「xn--」に正式決定
あとはRFC文書の公開を待つだけに
■URL
http://www1.ietf.org/mail-archive/ietf-announce/Current/msg22619.html
http://jpinfo.jp/topics/030217.html
IANA(Internet Assigned Numbers Authority)は14日、国際化ドメイン(IDN)の識別子が「xn--」に決定したと発表した。
この識別子は、非ASCII文字列であるIDNを「Punycode」という方式でエンコードして表現する際に用いられるもの。例えば「日本語ドメイン名例.jp」をエンコードすると、「xn--eckwd4c7cu47r2wfqw7a0ecl32k.jp」となる。
.comや汎用jpなどで従来から提供されていたIDNは、RACE(Row-based ASCII Compatible Encoding)というエンコード方式を仮採用しており、識別子が「bq--」だった。現在レジストリにRACE方式で登録されているIDNについては、RFC化後にPunycodeに変換されることになる。
また、これでIETF(Internet Engineering Task Force)におけるIDNの標準化に関わる技術的要件はすべてフィックスし、あとはRFC文書の公開を待つだけとなった。現在RACE方式でIDNをサポートしているWebブラウザーなどがPunycode対応に変更されるのはもちろん、今までIDNのサポートを見送っていたアプリケーションもIDNのサポートに動くことが予想される。
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(2003/2/17)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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