NTTコム、広域イーサネットサービス「e-VLAN」にアッカDSL回線を利用したメニュー

■URL
http://www.ntt.com/release/2003NEWS/0002/0218.html

　NTTコミュニケーションズ株式会社（以下、NTTコム）は、広域イーサネットサービス「e-VLAN」に、株式会社アッカ・ネットワークス（以下、アッカ）のDSL回線を利用したDSLアクセスを3月3日に追加すると発表した。

　e-VLANは、複数拠点にまたがるLANをイーサネット網で接続し、広域LANを構築するネットワークサービス。このアクセス回線としてDSLを利用することにより、低速域アクセス回線の多様化を図ることが目的だ。

　具体的には、下り・上り速度が1Mbpsで512Kbpsの速度保証がされている「SDSLタイプ」と、下り速度が10Mbps、上り速度が1Mbpsで速度保証のない「ADSLタイプ」が用意される。また、ユーザー拠点に設置するレンタルDSLモデムが万一故障した時の切り替え用として、予備機（コールドスタンバイモデム）もオプションメニューとして用意されている。

　また、ユーザーニーズの高まりにあわせて、回線の遅延などの障害発生時に利用料金の一部を返還するSLAも3月1日より導入される。e-VLAN網側の主要なエッジスイッチ間において35ミリ秒の遅延時間基準値を設定し、2カ月連続でこの基準値を超えた場合に利用料金の3％をユーザーに返還する。

(2003/2/18)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]