【新製品】
ネットワールドがアプライアンス「Virtual Office Server」発売
リモートコンピューティングのための
複数サーバーを1台で提供
■URL
http://www.networld.co.jp/press/p030218.htm
ネットワールドは18日、社内システムへのリモートアクセス環境を構築するアプライアンス製品「Virtual Office Server(VOS)」を3月1日より出荷すると発表した。同社がディストリビューターとして扱っているCitrix社のリモートコンピューティングプラットフォーム「MetaFrame XP」と、VMware社の仮想マシンソフト「VMware GSX Server」を組み合わせてチューニングした。
提供されるリモートサーバー機能はMetaFrame XPの中の一部で、認証機能やSSL暗号機能を備えた「Citrix Secure Gateway(CSG)」、既存アプリケーションをWeb化してブラウザーから利用できるようにする「Citrix NFuse」など。従来、これを運用するには別セグメントに配置する最低3台のサーバー必要だった。
これに対してVOSではまず、VMware GSX Serverにより複数OSを同時稼働。さらにスイッチングハブ機能により、公開セグメントに配置する2つのサーバーと社内のローカルセグメントに配置する1つのサーバーを1台の物理サーバーで提供する。導入はファイアウォールのDMZポートに接続するかたちになる。
VOSの価格は、MetaFrameの5ユーザー版をバンドルしたTypeBが280万円、MetaFrameサーバーを含まない(CSG機能のみ)のTypeAが210万円。
(2003/2/18)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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