【セキュリティ】
~現在調査中で修正プログラムは未提供
IEの修正パッチ適用後にOutlook Expressが正しく動かない不具合
■URL
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;814803
マイクロソフト株式会社は、Internet Explorerのセキュリティパッチ「MS03-004」を適用すると、Outlook Expressが正しく動かない現象が起きると発表した。現在、マイクロソフトは原因を調査している段階で、修正プログラムは未だ提供されていない。
この現象は、IE 6.0 Service Pack 1の環境において、IEの累積的な修正プログラムMS03-004を適用すると発生する。MS03-004は、2月6日に公開された修正パッチで、「クロスドメインの脆弱性」を修正するためのものだ。マイクロソフトでは、最大深刻度を“緊急”と設定して早急に適用するように推奨していた。
実際に起きる不具合は、「MS03-004」適用後、Outlook Expressで新規メールを作成中に、ワードパットなどの他アプリケーションから文章を引用すると、以下のエラーが発生する場合があるという。
MSIMN のページ違反です。
モジュール : MSHTML.DLL, アドレス : 015f:636bd8b8
マイクロソフトでは、この問題を認識・調査している段階であり、この問題を修正するプログラムを作成中だとしている。
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(2003/2/19)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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