【セキュリティ】
~従来手動で行なっていた作業を自動化して提供
ソフォス、外出先からウイルス定義ファイルの更新が行なえる機能を提供
■URL
http://www.sophos.co.jp/ru/
ソフォス株式会社は19日、外出先などからインターネット経由で社内の管理サーバーへアクセスし、ウイルス定義ファイルを更新できるアプリケーション「Remote Update」の提供を開始した。対応OSは、Windows 95/98/Me/NT/2000/XPとなっており、同社Webサイトから無料でダウンロードできる。
Remote Updateは、同社のウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus」を集中的に管理する製品「Enterprise Manager」の追加機能として提供されるもの。従来、外出先や自宅からVPNで社内に接続した際には、手動でウイルス定義ファイルの更新を行なわなければならなかったが、この機能により自動での更新が可能になった。
Remote Updateがインストールされたクライアントマシンは、管理者が自社のWebサイト上などに設置した「Central Install Directory(CID)」にアクセスし、最新の定義ファイルがあった場合には、定義ファイルを更新する。更新の際には、同社独自の圧縮方法や暗号化したチェックサム方式を利用しているため、外出先の遅いダイヤルアップ回線からでも安全に更新が可能だという。
ソフォスは、「ウイルス対策ソフトを導入しながらウイルスに感染してしまう理由の多くは、ウイルス定義ファイルの更新忘れが原因だ。外出時でのインターネットアクセスが多い営業マンなどには、外出先からでも自動で定義ファイルを更新できるこの機能は非常に有用だろう」と語った。
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「Remote Update」の設定画面
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(2003/2/19)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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