NTT東西、県間をまたぐフレッツサービス提供へ
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NTT東日本とNTT西日本は20日、フレッツサービスの広域化を実施すると発表した。地域IP網の県間接続が認可されたことを受けて実現するもので、それぞれの事業エリア内であれば「フレッツ・オフィス」などのサービスが、異なる都道府県のユーザー同士で利用できるようになる。
NTT東日本では、フレッツ・オフィスの広域版となるメニュー「フレッツ・オフィスワイド」を追加するとともに、「フレッツ・グループアクセス」では現行料金のままで県間通信が可能になる。また、「フレッツ・コネクト」と「フレッツ・オンデマンド」もエリアが拡大され、東京以外のフレッツユーザーからも利用できるようになる。3月より首都圏で開始し、2003年早期に東日本エリア全域に拡大する予定だ。
西日本でも同様に、京阪神エリアで3月4日に「フレッツ・オフィスワイド」メニューが追加されるのを皮切りに、「フレッツ・グループ」「フレッツ・コミュニケーション」で県間通信が可能に。また、コンテンツプロバイダー向けの「配信代行サービス」でも、1カ所にコンテンツを用意するだけで西日本全域に配信できる広域メニューが追加される。
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このほか2社は同日、フレッツに対応するISPが地域IP網に相互接続する際のメニューに、複数の都道府県を集約して接続できるメニューを3月4日より追加すると発表した。従来通り都道府県ごとに相互接続するメニューと、2つのメニューから選択できるようになる。
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(2003/2/20)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]