【サービス】
~NTTデータの電子文書証明サービスとシーアインサイトのログ保護システムを連携
NTTデータなど、時刻認証によりログ情報の原本証明を行なうサービス
■URL
http://www.nttdata.co.jp/release/2003/022400.html
株式会社NTTデータとシーア・インサイト・セキュリティ株式会社(以下、シーアインサイト)は、サーバーなどのログ情報の取得・管理・分析・保管をトータルに提供するサービスを3月1日より開始する。
このサービスは、NTTデータの電子文書証明サービス「SecureSeal(SS)」とシーアインサイトのログ保護システム「SEER Under-Cover(SUC)」を連携させた「Under-Cover with SecureSeal(UCSS)」を中心に官公庁や企業向けて提供される。サービスの性質上、既存のサーバーシステム等に組み込む必要があるため、カスタマイズなどを伴うSI形式で提供していくという。
SUCは、サーバーで生成されるログ情報からリアルタイムで複数のバックアップを作成し、ファイルシステム内で移動させることにより、ログ情報を内外の攻撃から保護するシステム。ログの常時監視を行なうとともに、改ざんや削除があった際にはバックアップから自動的に復元を行なう。SSは、電子的な指紋「ハッシュ値」を利用して、原本性と作成時刻を厳密に保証する証明サービスだ。このSUCとSSを連携させることによって、ログ情報のリアルタイムの改ざん検知・保護と非改ざん証明、時刻証明を可能にするという。
NTTデータでは、「今回のサービスでは、SUCとSSというふたつのシステムを組み合わせてログのセキュリティを確保しているが、今後はさらに多くの視点(製品)から監視・保証するようなサービスを目指して、よりセキュアな環境を提供していきたい」としている。
(2003/2/24)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
|