【サービス】
家電ではなく、ひとりひとりが利用する“個電”
NTTコム、個人向けのネットサービスをパッケージ提供
■URL
http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2003NEWS/0002/0226.html
NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は26日、個人ユーザーを対象としたインターネットサービスのコンセプト「CoDen(個電)」を発表した。利用シーンに応じて必要な機能をパッケージした“パーソナルソリューション”を提供する。
CoDen(個電)というのは、単独のサービスを家族全員で利用するような“家電”に対応する表現で、「ひとりひとりが、必要なときに必要なサービスをどこからでも使える」ようなソリューションを意味している。
CoDenの第1弾として、3月1日より3つのサービスを開始する。オンラインストレージとスケジューラー機能をパッケージした「cocoa」は、PCや携帯電話から写真や日記を保存して、友人らと共有するような利用シーンを想定している。月額利用料は300円。このほか、cocoaの機能に加えて複数メールアドレスとウイルスチェックをパッケージした「WIDEプラン」が月額650円、cocoaの機能とHOTSPOTをパッケージした「OPENプラン」が月額1,600円となっている。WIDEプランだけはOCNの接続会員に限定されるが、他の2つは他社ISPユーザーでも利用可能だ。
NTTコムでは、従来のように個々の機能単位で提供するサービス体系では、個人のネットユーザーの利用シーンをカバーしきれないと判断。すでに単独サービスとして提供しているWeb請求書やコンテンツ、サポートなどのほか、ホームページ作成ツールやネット家電などの機能も新たに用意し、これらの中から利用シーンに応じて必要となる機能をパッケージして提供していくことにした。
さらに今後も新たなプランを追加していく予定で、まずは3月下旬より、携帯電話から自宅のPCに接続して家電の操作や室内の監視が行なえるユビキタスソリューションを開始する。
(2003/2/26)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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