【ソフトウェア】
マクロメディア、「Macromedia Contribute」日本語版を発表
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Contribute画面 |
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新しいページを作成する場合、まずリンクを張る部分を指定することから始める。これは、初心者がどこからもリンクされていないページを作成することを防ぐための措置だ。新規作成では、ブランクページから構築していく方法と、Dreamweaverなどで作成したテンプレートを利用して作成する方法が選択できる。
一方、WebデザイナーなどWebコンテンツの管理責任者は、細かい更新作業の負荷を大幅に削減できる。ユーザーに対する編集権限の設定は、編集可能なディレクトリや、編集可能な作業(例えば、テキストの入力と装飾のみは可能だが、画像の張り込みができないなど)、新規ページの作成の可否など柔軟に対応できる。この編集権限は、各ユーザーグループに対して「接続キー」の形で発行される。また、ロールバック機能により、任意の更新データに戻すこともできる(99更新まで対応可能)。
マクロメディア代表取締役の井上基氏は、「誰でもが簡単にWebを更新するためのソフトが必要なのは自明のことだった。Contributeは、Webにおけるコロンブスの卵だ」と、実際に卵を机の上に立たせながら語った。さらに、「コンテンツが常に新しくなければ、Webの意味合いが薄れる。社会インフラとは成り得ない」ともコメントした。Contributeの英語版は2002年11月に発売されており、Cisco Systems、Autodesk、Boeingなどの大手企業が主にイントラネットの更新作業に採用しているという。
編集権限の設定 | 「接続キー」の発行 |
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現在、マクロメディアのサイトから日本語版プレビューのダウンロードが可能だ。また、発売記念価格として、バージョンアップまで9,800円で販売されるほか、Macintosh版の発売も予定されている。
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(2003/2/26)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]