【イベントレポート】
「IP.net JAPAN2003」より
既存回線を高速化する「i-Accele」
■URL
http://www.ric.co.jp/expo/ip2003/
http://www.infoshowerx.com/ (i-Accele)
ネットワーク関連ソリューションの展示会「IP.net JAPAN2003」会場で、クエストが出展したインターネット高速化サービスウェア「i-Accele」のデモが注目を集めていた。
「i-Accele」はインフォシャワーエックスが2002年秋から始めたサービスで(クエストは販社)、専用ソフトをインストールして利用する。米国のIX内にデータを高速圧縮・展開して配信する専用サーバーを設置し、ユーザーがこのサーバーを通じてアクセスすることで、既存の回線やISPを利用したままで、2~3倍の配信速度向上が実現できるという。
ターネット高速化サービスウェア「i-Accele」のデモが注目を集めていた。
開始当初はナローバンド向けのサービスだったが、ブースのビデオではADSL回線を利用したデモビデオを上映。利用前は700kbps前後だった回線速度が、「i-Accele」利用後は4Mbpsを超える速度にもなった様子を移し、来場者を集めていた。実際のデモでは、「AirH"」を利用して128kbpsで接続。同サービス利用後の速度調査では、300kbpsを超える速度が表示されていた。現在は通常のWebコンテンツやメールへの対応だが、今春を目標に動画や音声などストリーミングコンテンツへの対応も予定しているという。
ターネット高速化サービスウェア「i-Accele」のデモが注目を集めていた。
なお「i-Accele」はWindows Me/2000/XPに対応し、年間利用料は1万2,000円。クエストによれば現在のユーザーは約1万人という。
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ブースの様子 |
「i-Accele」のデモ。128kbpsでも快適に表示 |
(2003/2/26)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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