【通信】
IIJ、IPv6ネイティブに/40のIPv6アドレスを割り当てるサービス
■URL
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2003/0303.html
株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は、ISPなどのサービス事業者向けに/40のIPv6アドレスブロックを割り振るサービス「IPv6ゲートウェイサービス」の提供を4月1日より開始する。
IPv6ゲートウェイサービスは、専用回線を利用してIPv6接続を行なう「IPv6ネイティブサービス」を基本として、/40のIPv6アドレスブロック(3×10兆×10兆個分のIPアドレス数に相当)を割り振ることによって、サービス事業者のIPv6事業を支援するというもの。IPv6環境の構築からIPアドレス数まで、ユーザーの要望に沿って個別に対応するため、利用料金は個別見積もりとなる。
対象となる事業者は、ISPのほか、家電、医療、流通、ハードウェア、ソフトウェアなどとしている。また、現在はIPv6ネイティブ環境での提供が基本となっているが、IPv6とIPv4を併用できるデュアルスタック方式にも対応していきたいという。
IIJでは、「当社では、純粋なIPv6環境であるネイティブ方式を推奨しているため、今回はネイティブ方式での提供となった。しかし、今後ユーザーの要望があれば、デュアルスタック方式などにも対応していき、IPv6の普及に努めていきたい」としている。
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IIJ IPv6ネットワーク図
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(2003/3/3)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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