【調査】
デジタル情報流通市場は2005年度に14兆円~三菱総研
■URL
http://www.mri.co.jp/PRESS/2003/pr03030501.pdf
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資料:三菱総合研究所
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株式会社三菱総合研究所は5日、「デジタル情報流通市場の中期予測」の要旨を発表し、2005年度の市場規模を14兆円(2002年度は9兆円)と予測した。ブロードバンド化・IP化の進展に伴いコンテンツビジネスが本格化するという。
この中期予測では、デジタル情報流通市場を「コンテンツ・アプリケーション・レイヤ」、「プラットフォーム・レイヤ」、「ネットワーク・レイヤ」および「端末レイヤ」の4つをあわせたものと定義している。
コンテンツ・アプリケーション・レイヤ全体は2005年度までに7,436億円規模になる。そのうち、映像関連が、根強いファンがいるコンテンツや通常のテレビでは視聴できないコンテンツなどを中心に794億円に達するほか、ASPが1,103億円(2002年度は129億円)に拡大する。また、プラットフォーム・レイヤは1兆2,991億円に達する。これまでの牽引役だったISPの成長が鈍り、CDNやセキュリティサービスが急成長すると予測。
ネットワーク・レイヤは6兆6,184万円規模になる。IP電話が925万世帯(市場規模では2,486億円)、11万企業(同1,334億円)に普及する見通しだ。インターネット接続形態では、ADSLやFTTHの普及が拡大する。FTTHは、一戸建て向けが月額4,000円、マンション向けが月額2,500円程度になると予測され、約700万世帯に普及する。
一方、端末レイヤはデジタルテレビなどを中心に5億1,870万円規模になる。しかし、家庭へのPCの普及は既に6割近くに達しており、新規需要は見込めないほか、家庭用ゲーム機も次世代機が登場する2005年度までは縮小していくという。
(2003/3/5)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]
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