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ドコモ、定額制PHSデータ通信サービス「@FreeD」■URL
NTTドコモは、PHSデータ通信サービスを定額料金で利用できるサービス「@FreeD(アットフリード)」の提供を4月1日に開始することについて、総務省に届出を行なったと発表した。 同社が4月から提供するとしている「@FreeD」は、64kbpsまたは32kbps回線交換方式によるPHSデータ通信サービス。料金コースは、月額4,880円の「定額月払プラン」と、年額48,000円の一括前払い「定額年払プラン」の2コースが予定されている。通信方式には、通信中一定時間データの送受信が行なわれない場合、インターネットなどに接続したまま回線のみを休止状態にするドーマント方式が採用された。 「定額月払プラン」では、別途「プラン270」と同様の料金が必要となるが、「@FreeD」非対応のアクセスポイントへも接続可能。一方の「定額年払プラン」では、「@FreeD」対応のアクセスポイントのみ接続できる。 対応予定のプロバイダーは、@nifty・BIGLOBE・OCN・So-netなど17社。NTTドコモによれば、今後順次増やしていく予定だという。 今後同社では、「@FreeD」に対応するCF型データ通信端末「P-in Free 1P」と「P-in Free 1S」の2機種を発売する。価格はオープンプライスとなっているが、店頭では、約7,000円で販売される見込み。 両機種とも、Windows 98/Me/2000 Professional/XP/CE(1.0を除く)を搭載したパソコンに対応。PHSモードでは、公衆モード/ホームアンテナモード/OAモード/自営モード/トランシーバー(デュアルモードあり)をサポートしており、「P-in Free 1S」では、音声通話も可能。サイズは、「P-in Free 1P」が、大きさ約42.8×約56.0×約3.3mm、重さ16gで、「P-in Free 1S」が、大きさ約42.8×約49.8×約6.0mm、重さ18gとなっている。 同社では、「@FreeD」サービス開始とともにPHS回線契約事務手数料の無料化などのキャンペーンを開始する。期間は4月1日~6月30日。 同キャンペーンでは、新規申込もしくは機種変更で「@FreeD」サービスに申込んだユーザーに対して、契約事務手数料(3,000円)、機種変更申込受付手数料(2,000円)を無料にする。また期間限定で、「定額月払プラン」のユーザーには、月額利用料4,680円で提供され、さらに「M-stage」と「moperaPOPメール」を利用している場合には、両サービスの利用料が無料になる。このほか、「@FreeD」を1カ月以上利用したユーザーを対象にプレミアムキャンペーンを実施する。 NTTドコモでは、「ユーザー数の拡大やサービスの向上を目指して、定額制に踏み切った」としており、パケット通信などに対応していない現状の設備を有効に利用するためにドーマント方式を採用したとしている。 (2003/3/6) [Reported by 鷹木 創] |
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