【セキュリティ】
アクセスチケット、データの不正な持ち出しを防ぐシステム
■URL
http://www.accessticket.com/20030306_press.pdf
http://www.accessticket.com/
株式会社アクセスチケットシステムズは、企業内の機密情報を保護・管理するための「機密情報管理ソリューション」を発表した。同社とパートナー企業が販売を行ない、価格は247万円から。
機密情報管理ソリューションは、同社のコンテンツ保護ソフトウェア技術「AccessTicket System」を、企業の情報管理用途にあわせてパッケージ化して販売するもの。主に、企業内の情報漏えい保護や管理を目的として提供する。
「AccessTicket System」では、コンテンツを暗号化(カプセル化)して配信し、それを復号化するためには、各クライアントPCに固有に設定されるID「Token」と、コンテンツ配信やダウンロードの度に発行される「AccessTicket」の両方が必要となる。「AccessTicket」は、暗号を解く秘密鍵を各「Token」にあわせて個別に発行するため、正規ユーザーのクライアントPCでしか再生できない。また、メモリー上で動作するため、HDへのコピーや印刷回数制限なども行なうことが可能だという。対応するファイルのフォーマットはHTMLをはじめ、JPEGなどの画像、動画、音楽ファイルなど。
アクセスチケットシステムズは、「このシステムは、各クライアントPC毎にIDを発行し、そのIDに向けてアクセスチケットを配信するために、なりすましやコンテンツの不正複製ができないようになっている。今後、各企業や政府自治体などに提供していきたい」と語った。
|
サービスイメージ
|
(2003/3/10)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
|