【セキュリティ】
アークン、ネットカフェでの事件を受けてスパイウェア対策ソフトを公開
■URL
http://www.ahkun.jp/
http://www.pestpatrol.jp/index_dl.htm
株式会社アークンは、PCに仕込まれた不正アクセス・迷惑ツールを発見し、排除する米PestPatrol社のソフトウェア「PestPatrol 4.2(評価版)」の配布を開始した。現在同社Webサイト上からダウンロードできる。
PestPatrolは、PC内に仕掛けて外部への情報漏えい活動などを行なうキーロガーやスパイウェア、トロイの木馬といったプログラムを検知するソフト。今回、ネットカフェで起きたキーロガー事件を踏まえて、最新版である4.2の評価版の配布を開始したという。4.2では、6万5,000種類以上の発見が可能だという。
評価版は、無料で配布されており、キーロガーやスパイウェアなどの検知が可能だが、削除は行なえない。削除を行ないたい場合は、製品版を購入して対応する必要がある。製品版は、参考価格で2万4,900円(5ライセンス)となっている。
アークンでは、「ネットカフェでの事件を受けて、通常のウイルス対策ソフトでは検知しにくいキーロガーなどの検知に特化したPestPatrolの配布を開始した。このソフトは、ウイルス検知は行なわないので、通常のウイルス対策ソフトとの併用を推奨する」としている。
(2003/3/10)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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