【新製品】
センドメールが「メール・ストレージ・ソリューション」発売
社員が送受信したメールを
記録文書として企業が保存・管理
■URL
http://www.sendmail.com/jp/
センドメール株式会社は11日、社員が送受信したメールを保存・管理する「メール・ストレージ・ソリューション」の販売を開始したと発表した。添付ファイルを含めて自動的に複製して保存し、企業のポリシーのもとで一括管理できる。
同ソリューションは、同社のメッセージング製品である「Sendmail Switch」と「Sendmail Advanced Message Server」、メールを複製して他のサーバーに保存する「Message Copier」で構成されており、既存のメールシステムやグループウェアと組み合わせることも可能だ。企業のポリシーに応じて保存するメールの種類や閲覧権限などを設定でき、これまで社員個人に任されていたメール文書のストレージ管理を企業として行なえる。価格はオープンプライスで約200万円からとなっている。
米国では金融機関や証券会社に対して3年間分のメールを保存することが法律で義務付けられており、これを怠った企業が高額な罰金を課せられる事例も出ているという。センドメールでは、ビジネスのやりとりの大半がメールで行なわれるようになった今日では、社員のメールは企業の重要な行動記録文書だとして、適切に保存・管理する必要があると指摘。また、1)社員が突然退職しても過去の記録が参照できる、2)トラブルがあった場合に事実関係を迅速に調査できる──などのメリットがあるとしている。
(2003/3/11)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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