【セキュリティ】
シマンテック、ウイルス「CodeRed II」の亜種“CodeRed.F”を警告
■URL
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/c/codered_ii.html
株式会社シマンテックは12日、2001年8月頃に大流行したウイルス「CodeRed II」の亜種「CodeRed.F」が出回っていることを確認し、警告を発した。
「CodeRed II」は、マイクロソフトのWebサーバーIISの脆弱性「MS01-033」を利用して感染を広げるウイルスで、感染後は攻撃者がリモートでWebサーバーのアクセス権を取得する機能を持つ。「CodeRed.F」も「CodeRed II」とサイズ容量が2バイト異なるだけで、感染後の行動パターンなどはほとんど同じだという。
感染に使用する脆弱性も「CodeRedII」と同じことから、「MS01-033」に対応したセキュリティパッチをあてていれば防ぐことができるほか、ウイルス定義ファイルも「CodeRedII」と同じもので対応が可能だという。
シマンテックによると、「2001年に発見されたウイルスとほぼ同じ攻撃方法なので被害の心配は余りないだろう。しかし、当社にはいくつか発見報告が来ており、油断はできない状況だ」とのこと。
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(2003/3/12)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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