【モバイル】
米McDonald'sがホットスポットサービスを開始~将来的には数百店舗で
■URL
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20030311corp_b.htm
http://www.mcdonalds.com/
米McDonald'sと米Intelは11日、ニューヨーク市マンハッタン地区にあるMcDonald'sの10店舗でホットスポットサービスの試験運用を開始すると発表した。これはIntelがCentrinoモバイルテクノロジーを発表するのに合わせた、ジョイントマーケティングキャンペーンの一環である。
McDonald'sは今後、ニューヨーク、シカゴ、カリフォルニアの主要市場の店舗で、今年終わりまでに数百のホットスポットを設置する予定だ。ホットスポットが設置されているニューヨークの店舗では、「Extra Value Meal」購入者は1時間ホットスポットを無料使用できるサービスを、サービス開始から三カ月間実施する。また、ホットスポット利用権を1セッション60分3ドルで購入することも可能だ。
McDonald'sでは、このホットスポットサービスを従業員も利用できるようにして、社内の情報共有に使う予定としている。Intelは、Centrinoモバイルテクノロジーの発表に合わせて数多くのWi-Fi関連ベンチャー企業に投資するほか、ワイヤレスISPのCometa Networksにも資本参加するなど、無線ブロードバンド市場に積極的に投資している。
またMcDonald'sとホットスポットの関連では、日本国内で日本マクドナルドがソフトバンクと昨年5月に提携し、マクドナルドの店舗でホットスポットサービスを行なうことを発表。現在、約80店舗で展開している。
(2003/3/12)
[Reported by 青木大我 (taiga@scientist.com)]
|