【調査結果】
ビジネスユーザーはホットスポットに高い利用意向
■URL
http://www.icr.co.jp/info/press/press20030313.pdf
株式会社情報通信総合研究所と財団法人日本電信電話ユーザ協会は13日、会社員や個人事業主などを対象とした「ビジネスパーソンのネットワークニーズ調査」を発表した。自宅のブロードバンド化が進んだ結果、職場へのリモートアクセスに不満があることが明らかになった。
回線に関する調査では、自宅回線はADSLが過半数に達し、FTTHも4%になるなど、急速なブロードバンド化が進み、ブロードバンド環境が全体の4分の3を占めている。同時に、自宅の回線に対する満足度が高まった一方、社内サーバーへのリモートアクセスの不便さに不満が増えてきている。
外出中の仕事用端末の中心はノートPCだが、多くのユーザーがホットスポットサービスへの高い利用意向を示している。また、ホットスポットの利用意向は、社内サーバーへのリモートアクセスへの不満と高い相関関係があり、「ホットスポットの固定網による安定したブロードバンド環境で機能補完したい」のではないかと分析している。
ビジネスコニュニケーションのツールに関する調査では、メーリングリストやグループウェアの利用が50%を超えていることがわかった。自宅からの利用では、メーリングリストに加えて、インスタントメッセージ、チャットなども活用されている。今後は、グループウェアやIP電話の利用を職場・自宅問わず使いたいという意向が見られる。
調査は「gooリサーチ」のビジネスモニターを対象に実施され、有効回答数は3,358件。調査期間は、2002年11月5日から7日だった。調査レポート詳細版は1万8,000円で販売されている。
(2003/3/13)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]
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