【IP電話】
ODN IPフォン、3月24日より開始。4~5月にはTTNet、DIONと相互接続■URL
日本テレコムが運営するODNは、IP電話サービス「ODN IPフォン」を3月24日より開始する。国内加入電話へは3分8円、ODN IPフォン同士は無料で通話できるほか、4~5月にはDION、TTNetのIP電話サービスとも相互接続を予定しているという。サービスの申し込みは3月18日14時から受け付ける。 ODN IPフォンの対象は、J-DSLパーソナルまたはODN ADSLプランのユーザーで、上下とも500kbps以上の通信速度が推奨されている。また、電話回線を共有するタイプ1、電話回線を共有しないタイプ2のどちらでも申し込みが可能。なお、フレッツ・ADSLプランなど、他のブロードバンドサービスは現在のところ対象外だが、サービスの提供は予定しているという。
ODN IPフォンではIP電話同士の通話は「オンネット通話」、一般加入電話や国際電話への通話は「オフネット電話」と呼ばれる。オンネット通話は無料で利用でき、4~5月にはDION、TTNetとも無料通話が可能になる予定だ。オフネット通話の料金は、国内が全国一律3分8円、米国へは1分9円で通話できる。また、携帯電話・PHSや110、119への通話はサービス対象外のため、一般電話回線へ迂回される。 ODN IPフォンの料金は、初期費用が150円、月額費用が基本料金400円とIP電話モデムレンタル料の780円。このほか、すでにJ-DSLパーソナルまたはODN ADSLプランに加入しているユーザーは、モデム交換手数料として2,000円が必要になる。なお、5月末まではお試し期間として、基本料金400円が無料、IP電話モデムレンタル料が500円に割り引かれる。 また、ODN IPフォンを申し込み、「県内市外」と「県外」もしくは「県外」と「国際」の2区分で日本テレコムを選択している場合は、J-DSLパーソナルまたはODN ADSLの月額料金が割り引きになる「でんわdeODN割引」も同時に適用される。でんわdeODN割引にはODN IPフォンの基本料金400円も含まれるため、対象ユーザーは一般電話の通話料金とODN IPフォンの通話料金の合計が3600円以上の場合は400円、3600円未満の場合は200円が割り引かれる。ODN IPフォンの通話明細についてはWeb上で確認可能だ。 [UPDATE 2003/3/14 11:51] なお、「でんわdeODN割引」は、日本テレコムをマイライン登録していないユーザーでも、ODN IPフォンを利用した時点で適用対象となるため、申し込み手続きを行なうことでインターネット接続料金が200円割り引きになる。そのため、ODN IPフォンは差し引き200円の月額料金で利用できることになる。また、ODN IPフォンの月額料金400円とODN IPフォンの通話料合計が4,000円を超えた場合は、400円の割り引きが適用できる。 ◎関連記事 (2003/3/13) [Reported by 甲斐祐樹] |
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