【事業計画】
シーベルとIBM、WebSphereとCRMアプリケーションの連携を強化
■URL
http://www.siebel.co.jp/
http://www.ibm.co.jp/
日本IBM株式会社と日本シーベル株式会社は12日、両社の3年間にわたるパートナーシップ契約を拡張・強化し、IBMのWebSphereとシーベルのCRM(Customer Relationship Management)アプリケーションを組み合わせたソリューションを提供していくと発表した。
両社は、1999年にシーベルのCRMアプリケーションの共同販売やIBM DB2 UDBへの対応などについて提携を結んでおり、さまざまな協業を行なってきた。今回の提携拡大ではこの関係をさらに拡大し、シーベルのCRMアプリケーションをWebSphereへ最適化させることや、WebSphereプラットフォーム上で動作するJ2EEをサポートさせるといった変更を行なうというもの。
シーベルは、今後CRM市場はその80%以上が各業種毎にカスタマイズして提供するカスタムメイドマーケットに移行すると予測している。カスタマイズを要求するユーザーニーズに応えるためには、バックグラウンドサービスを幅広く提供するWebSphereとの連携が重要だとしている。
シーベルのCarlos Chou社長は、「現在、同社のCRMは20以上の業界別にカスタマイズして提供している。今後は、さらに各業界に特化して専門性を高めたCRMを提供していきたい。また、今回の連携により、ユーザーの窓口が一本化される点も大きなメリットだろう」と語った。
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シーベルのCarlos Chou社長 |
WebSphereプラットフォーム上で動作するJ2EEサポートイメージ図 |
(2003/3/13)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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