【セキュリティ】
ベリサイン、無線LAN向けPKIソリューションを発表
■URL
http://www.verisign.co.jp/press/2003/pr248_wlan_solution.html
日本ベリサイン株式会社は17日、無線LANを導入した企業向けにマネージドPKIサービス「VeriSign OnSite」の機能を拡張し、セキュアな無線LAN環境を実現するPKIソリューションを提供すると発表した。価格は、個別見積もりによる。
今回新たに提供されるサービスでは、「802.1x EAP-TLS認証方式によるソリューション(以下、EAP-TLS認証方式)」と「IPSec VPNによるソリューション(以下、IPSec方式)」の2種類が、無線LAN向けとして提供される。
EAP-TLS認証方式は、無線LAN認証技術であるEAP-TLS方式を用いて、RADIUSサーバーとクライアント双方に電子証明書を発行し、相互認証を行なうソリューション。サーバーとクライアント双方の認証を、電子証明書によって行なうため、通常の認証方式よりもセキュリティが向上するという。
IPSec方式は、社内のアクセスポイントと社内ネットワークの間にVPNのゲートウェイを設置し、IPSecを利用したインターネットVPNを行なうことにより、無線LANのアクセスポイントにアクセスするユーザーの認証と通信の暗号化を行なうというもの。このソリューションを導入することにより、なりすましや盗聴を防ぐことが可能となる。
ベリサインでは、2種類のソリューションをあわせて導入することにより、社内のアクセスポイントにアクセスするユーザーの認証や、アクセスポイントとクライアント間の通信の暗号化などが実現し、不正アクセスや盗聴が発生しにくい環境を構築することができるとしている。
802.1x EAP-TLS 認証方式によるソリューション
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IPSec VPN によるソリューション
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(2003/3/17)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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