【FTTH】
~エリア拡大と休日工事を推進、工事費半額期間も設定~NTT東日本、Bフレッツを値下げ。ニューファミリーは月額4,500円■URL NTT東日本は、光ファイバを使った接続サービスのBフレッツを4月1日から価格改定する。新料金では、最大100Mbpsのニューファミリータイプ、最大10Mbpsのファミリータイプが月額4,500円となる。 ● ニューファミリーは月額4,500円に、休日工事も推進
値下げとなるニューファミリータイプは、月額料金が5,800円から4,500円へ1,300円値下げされ、ファミリータイプは5,000円から500円引き下げられて4,500円となる。また、ニューファミリータイプの値下げに伴い、ファミリータイプの新規申込は3月31日をもって終了する。 また、Bフレッツの各タイプについて、6月30日までに申し込みを行ない、4月1日から9月30日に開通した場合に工事費が半額とする割引料金を実施する。マンションタイプを除いた場合の工事費は通常は平日27,100円が13,550円となる。また、土日祝日に工事を行なった場合の料金は通常34,930円が約半額の17,460円となる。マンションタイプの場合は割引期間中は平日工事で6,300円、VDSL装置有りの場合で10,000円となる。 工事日については、以前も土日祝日にも工事を行なっていたが、特別に工事の手配がついた場合に限られ、平日のみ工事が行なわれていることがほとんどだったという。今回、値下げとともに工事体制を整え、通常でも土日祝日の工事が可能になる。 これらの値下げに加えて、ニューファミリータイプのサービスエリアも拡大する。Bフレッツのエリアとなっている地域の一部では、ニューファミリーだけが提供されない地域があったが、すべての地域でニューファミリータイプの利用が可能になる。 そのほか、学校向けにニューファミリータイプの特別プランを設定、屋内配線・回線終端装置の利用料を含み、月額3,900円で提供する。学校向けプランや、新たにニューファミリーのエリアとなる地域については、4月1日から申し込みを開始する。 ● 申込集中でも1カ月程度で開通できるよう対応 今回の値下げの理由について、NTT東日本サービス開発部長の河辺侯一氏は「ニューファミリーに割高感があったため」と説明した。値下げに伴って技術的仕様などに変化はなく、実効速度も変わらないという。値下げを行なってもNTT西日本の「ファミリー100タイプ」よりも月額200円高い点については「競争環境とそれぞれの会社の戦略の違い」と説明、NTT東日本とNTT西日本ではサービスを取り巻く事情が異なっている点を強調した。 また、工事までの期間について営業推進部光IP販売推進部長の中村雅範氏は「幅があるが、1カ月程度で開通していることが多い」と説明した。将来的な工事までの期間短縮については、「6営業日で開通した例もあるが、しばらくは期間短縮をアナウンスするつもりはない」と否定した。その上で「工事の集中が予想されるが、工事までの日数が伸びないように努力する」とし、今後増加するBフレッツの開通申込に対応していくという。 ◎関連記事 (2003/3/18) [Reported by 正田拓也] |
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