【業界動向】
C&W IDC、日本における「電話事業撤退」報道を否定
■URL
http://www.cw.com/template_10.jsp?ID=jp_pr_030318_2_jp
ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC(C&W IDC)は18日、同日付けの読売新聞朝刊で、同社が日本の電話事業から撤退することを検討していると報じられたことについて、これを全面的に否定するコメントを発表した。
報道によると、総務省が現在検討しているNTT接続料の引き上げが行なわれると、C&W IDCが2003~2004年度にNTTに支払う接続料が増加し、電話事業の収益が悪化することなどを撤退検討の背景として挙げていた。
これに対してC&W IDCでは、日本国内の電話事業の撤退はないとしており、「電話ならびにIP、データすべての事業に注力していく」と述べている。
なお、NTTの中継交換機接続料(ZC接続料)の値上げの結果、「事業継続が困難になりかねない」とのコメントが、C&W IDCが総務省に対して提出した意見書の中で述べられていたことは事実だが、これは、「業界全体および消費者に不利益を及ぼすと述べたもので、決して当社電話事業の個別の将来を語ったものではない」としている。
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(2003/3/18)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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