【セキュリティ】
Samba、バッファオーバーフロー脆弱性を修正した最新バージョン「2.2.8」
■URL
http://www.samba.org/samba/whatsnew/samba-2.2.8.html
http://download.samba.org/samba/ftp/
オープンソースのファイル・プリンタサーバー「Samba」を管理しているThe Samba Teamは、Sambaの脆弱性を修正した最新バージョン「Samba 2.2.8」を公開した。同チームは、早急なバージョンアップを推奨している。
問題は、Sambaに含まれるsmbdのSMB/CIFSパケットの組み立て部分のコードに、バッファオーバーフローの脆弱性があるというもの。攻撃者は、この脆弱性を利用してリモートからroot権限で任意のコードを実行できる可能性がある。対象となるバージョンは、sambaの2.0.x~2.2.7aとなる。
対策方法は、最も推奨される方法として、対策済み最新バージョン「2.2.8」へのバージョンアップが紹介されている。バージョンアップがどうしても困難な場合には、ファイアウォール等でフィルタリングを行なう方法もある。フィルタリングを行なう際には、最低限TCP/139およびTCP/445へのアクセスを禁止することや、アクセス元ホストを制限するなどの設定が推奨されている。
(2003/3/19)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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