【セキュリティ】
~電子申請や掲示板など不特定多数を対象としたサーバーやシステムに対応
トレンドマイクロ、ウイルス対策ソフトの公開サーバー用ライセンス体系を発表
■URL
http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2003/news030319.htm
トレンドマイクロ株式会社は19日、インターネットに公開しているサーバーのウイルス対策用外部アクセスパック「External Access Pack(以下、EA-Pack)」を5月20日より発売すると発表した。
EA-Packは、トレンドマイクロが既に提供しているさまざまなウイルス対策ソフトの公開サーバー向けライセンス体系だ。電子申請や掲示板など不特定多数のユーザーを対象としたサーバーやシステム用のウイルス対策ソフトを導入する際に、EA-Packを申請すると、ユーザー数による課金ではなく、CPU数に比例して課金される形式となる。従来のウイルス対策ソフトでは、利用ユーザー数を基本とした課金方法だったため、電子申請システムなど不特定多数を対象としたシステムの場合、ライセンス数の特定が難しかった。
具体的には、Windows NT/2000、Linuxサーバーを対象としたウイルス対策ソフト「ServerProtect for Windows/Linux」や、HTTPやSMTPプロトコルを監視してウイルスの侵入を防ぐ「InterScan VirusWall」、ゲートウェイ上でのウイルス対策とコンテンツフィルタリングを行なう「InterScan Messaging Security Suite」など6製品がEA-Packの対象製品とされており、価格は年額100万円からとなっている。
トレンドマイクロによると、「e-Japan構想による電子政府関連システムの構築では、電子申請など不特定多数を対象としたものが多いことから、このようなライセンス体系に対する要望が多かった。当社では、官公庁を主なターゲットとして、このライセンスを販売していきたい」とのこと。
■想定される利用事例1
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■想定される利用事例2
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(2003/3/19)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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