【ソフトウェア】
キヤノンシステム、「NOD32アンチウイルスソフト」のベータ版を公開
■URL
http://canon-sol.jp/press/a303_nd.html
キヤノンシステムソリューションズ株式会社は24日、アンチウイルスソフト「NOD32アンチウイルス」ベータ版の無料ダウンロード提供を開始した。対応OSは、製品版より限定されたMicrosoft Windows Me/XP/2000/98SEのみとなる。
NOD32は、スロバキア共和国に本社を置くEset社が開発したウイルス対策製品。ウイルス検知の際、通常のパターンマッチングによる方法のほかに、未知のウイルスに対応するための独自開発のヒューリスティック検知方法を用いている点が特徴だ。独自のヒューリスティック検知を用いているため、高速検知の実現や検知精度向上が実現しているという。
ベータ版では、ウイルス定義ファイルの更新が2003年5月31日までの期間限定になっているほか、「プログラムの表示が一部正常でない部分がある」、「フィードバックをメールで受け付ける」など、評価版的な位置付けとなっている。同社では、NOD32製品版を3月下旬に発売する予定だったが、最終テストのため発売が5月中旬から下旬へ遅れるとしている。製品版の価格は、6,800円の予定。
キヤノンシステムソリューションズは、「製品版の発売日が当初の予定から2カ月程度遅れることになったため、発売前に評価してもらうためベータ版を提供することにした。これは、ユーザーが一刻も早くヒューリスティック技術を体験してみたいという要望に応えるためでもある」と語った。
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(2003/3/24)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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