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東急、ICカードへの電子チケットダウンロード実験を展開■URL
実証実験では、1,000名のモニターにICカード「CAO PASS」と、PCにUSB接続する専用カードリーダー/ライターを配布して実施する。モニターは実験用のサイトから希望の映画の鑑賞用電子チケットをクレジットカード決済で購入し、CAO PASSに電子チケットをダウンロードする。映画館ではこのカードを専用リーダーで読み取ることで、簡単に入場できる仕組みだ。 電子チケットは1枚1,300円で、映画鑑賞後にアンケートに回答すると、実験専用のポイント「CAO PASSポイント」が300ポイント(300円相当)支給される。ポイントは電子チケット購入に利用できるため、2回目以降は実質1,000円で映画鑑賞が可能だ。 実証実験に対応する映画館は渋谷パンテオン、渋谷東急、渋谷東急2、渋谷東急3と、109シネマズ港北(7館)の計11館。実験は4月中旬から7月下旬までの予定で、詳しいスケジュールは決定次第サイトで発表される。現在は参加モニターを募集中で、応募にはOSがWindows Me/XP/2000/98のいずれかで、USBポートとCD-ROMドライブを装備したPCを利用していることと、TOP、DC、VISA、Masterのいずれかのクレジットカードを持っていることが条件となる。なおモニターに応募した場合、自動的に東急沿線などのメールマガジン配信や割引券提供などを行なう無料会員制サービス「クラブサルース」へ自動的に登録される。モニターの応募は3月25日23時までで、応募者多数の場合抽選で1,000名が対象となる。 東急ではこの実験をNTTコミュニケーションズとの協賛で展開し、ICカードには同社の「eLWISEカード」を利用する。「eLWISEカード」は1MBのメモリを搭載し、アプリケーションの追加・書き換えが可能な多目的ICカードで、このカードを用いてのチケットダウンロード実験は日本初の試みとしている。 (2003/3/24) [Reported by aoki-m@impress.co.jp] |
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